地域ネットワーク構築
上三川町では今後、少子高齢化が急激に進み、今のまま福祉サービスを使っていると、困っている人を支援するためのサービスや費用が足りなくなっていきます。そのような時代に備えるため、町社協ではくろねえ事業を実施し、住民同士のつながりや、新たな支え合いの仕組みづくりを、住民の皆様や関係機関と共に行っていきます。
地域の仲間や、心配な人に渡し、支え合いを広めましょう
※「くろねえ」とは、この地方の方言で、「大丈夫、心配ない」という意味合いです。
くろねえ事業についてのお問い合わせは、
上三川町町社会福祉協議会 地域包括支援センター(tel:0285-56-5513)
までご連絡ください。
★くろねえ会議活動報告★
地域の話し合いチーム
活動報告
令和6年度くろねえ会議 「地域の居場所」
これまでのくろねえ会議で、ご近所で困っている人に気付いた
り、「助けて」と言える地域にするには、普段から地域の人が
顔を合わせ、話をして交流する機会が必要であるとの声が多く
ありました。
そこで、今年度は「こんな居場所があったらいいな」をテーマ
に話し合いました。
ご意見の一部
・コミセンで子どもと大人が行ける食堂をやれたらいいな。
・毎月1回コミセンを掃除する日に合わせてフリーマーケットをやったらどうだろう。
・ベンチと日陰があれば人が集まってくる。
・大人と子供が参加してラジオ体操ができるといいな。
・得意なことを発表できる場があるといいと思う。
・公民館に移動スーパーが来る時間帯に公民館を開放しておしゃべりできるといい。
など、多くの意見がでていました。
くろねえ会議をきっかけに、夏休み期間高齢者と子どもたちが一緒にラジオ体操を行った
自治会や移動スーパーの時間帯に公民館を開放してお茶のみをするようになった自治会が
あり、新たな居場所ができました。
くろねえ個別会議
くろねえ個別会議とは?
地域で困っている人に対し、その困りごとを取り巻く住民や関係機関を中心として話し合う会議で、自治会や班単位でルールづくりや個別事例の解決を目指しています。
(例)〇転倒してゴミ出しができなくなってしまった人の支援体制を早急に考える
〇見守りが必要な高齢者を隣近所でどのようなルールで見守るか考える
〇困っている人を、ボランティアや公的機関につなぐ
など
お住いの地区で対応に困っている方がいらっしゃいましたら、地域包括支援センター(56-5513)までご連絡ください。